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●京都新聞
2006年9月13日
収納を考えよう
持ち物が多くて家の中が片づかないー。こんな悩みを持つ人は多いはず。ただ、いざ整理しようにも欲しい場所に収納スペースがなかなかとれないのが実情ではないだろうか。設計段階から家族の生活動線を考慮して、脱衣場やLDKに大型収納スペースを設けたUさん夫妻を訪れ、整理整頓のこつを聞いてみた。

Uさん宅は夫婦と子ども二人の四人暮らし。三年前から新築計画を温め、今年五月、木造二階建ての新居が完成した。当初は音楽鑑賞が気兼ねなく楽しめるなど、伸び伸びと生活できる家を漠然と考えていた。しかし、以前住んでいたマンションで、ものを散らかしがちだった反省から、収納に配慮した家にしようと建築士に相談。その結果 ◎生活動線を考慮する ◎使う場所でものを収納できるようにするーことを重視することにした。
生活動線の工夫は、たとえば一階の風呂場に隣接する脱衣場に、洗濯機と壁一面の引き出しを設置したことだ。脱衣してすぐ洗濯し、隣接する干し場で干し、乾いたらいったん脱衣場にある家族メンバーごとのかごに服を仕分けする。さらに家族四人分設けた引き出し内や隣接する寝室のクロゼットにたたんで収納する。すべてが5〜6メートルの範囲内で収まり、動線を短くできた。
「子どもが小さくて手が掛かるので、作業が細切れになりがちになる。以前は干した後、リビングのソファに放りっぱなし、ということもあったが、今はほとんど動かずに一連の動作ができるので、散らかることがなくなった。」と満足している。衣服をたたんでいる最中に、別の用事で作業が中段されても、かごでだれのものかを区別できるので、時間ができたときにゆっくりたためる、と思える心の余裕ができたという。
(後略)

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